医療情報技師の記録

システム管理者として働く病院職員の記録です。

医療情報技師の業務~見積りの精査

 医療情報技師の業務の一つとして、システム導入時の見積もりの精査が挙げられると思います。病院によっては購買部門が行う場合もあると思いますが、できればシステム担当者が関わるべきだと思います。以前、私が知らない内に部門システムが導入されてしまったことがあるのですが、後々システム担当の目で確認すると非常に無駄でもったいない構成であったことがありました。メーカーを信用しないわけではありませんが、病院の規模や業務内容に合った構成を低コストで導入するのがベストです。その為には、我々システム担当者が提案段階から介入し、見積りを精査することが望ましいと考えます。

 オーバースペックになっていないか、必要のないオプションがついていないか、導入作業費の中でシステム管理部門で行える作業がないか、保守内容におけるランニングコストが妥当か、等を確認します。必要であれば値引き交渉もしますが、まずは無駄なコストを削減することを目的として行います。ただ、あまりにも神経質になりすぎて、必要なものまで削らないように注意しましょう。